<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2009年06月05日

【知識】OBCとNTT東日本 中堅・中小法人向け基幹業務運用環境提供に向けた協業

オービックビジネスコンサルタント(以下 OBC)と東日本電信電話(以下 NTT東日本)は、中堅・中小法人向けにNGNを活用した安心・快適な基幹業務運用環境を提供することを目的に協業する。

協業の第1弾として、OBCが提供する業務パッケージソフト「奉行シリーズ」とNTT東日本が提供する光ブロードバンドサービス「フレッツ光」および「フレッツ VPN」を組み合わせ「奉行 on フレッツ」という名称で展開する。

中堅・中小法人の会計・税務、人事・給与等の基幹業務における、業務システムの導入率は、約80%(※)と高く、業務システムのIT化は標準になりつつある。一方、ブロードバンドサービスの急速な普及に伴い、本社の単一業務の効率化だけでなく、拠点とのネットワークを活用し、ITを利活用した業務効率化のニーズが高まっている。

OBCは「奉行21Ver.5シリーズ」において、低コストで遠隔地運用を実現するネットワーク対応モデルの導入や業務システムの自動更新・最新化や税制改正等有益情報の配信など、中堅・中小法人における基幹業務のさらなる効率化のため、ネットワークを最大限に活用した多彩なサービスを提供している。こうしたネットワーク化を推進する中で、基幹業務における安心・快適な運用環境の必要性だという認識をもっていた。

NTT東日本は、中堅・中小法人向けに、光ブロードバンドサービス「フレッツ光」、通信機器、ひかり電話のパッケージサービスを中心に、ユーザの利便性に合わせた様々な利用シーンを提案している。また、より安心・快適にご利用いただくために、保守等のサポート面でも充実を図っております。基幹業務においても、ネットワークに求められる高セキュアかつ高品質なNGNのネットワークを活かしたサービスの展開を模索していた。

こうした背景のもと、OBCとNTT東日本は、それぞれの得意分野を活かした連携を図ることで、ICTを活用した安心・快適な基幹業務の運用環境の提供により、中堅・中小法人における業務効率化・IT経営の推進に寄与できると考え、今回の協業に至った。

OBCとNTT東日本は安心・快適な基幹業務運用環境の実現に向け、これまでOBCの「奉行シリーズ」と「フレッツ光」の接続検証を実施しており、その検証結果に基づき、OBCが基幹業務のネットワーク環境として国内で初めて、「フレッツ光」および「フレッツVPN」を「奉行シリーズ」の推奨回線として認定した。また、協業の第1弾として「奉行シリーズ」と「フレッツ光」、「フレッツ VPN」を組み合わせ「奉行 on フレッツ」という名称で展開する。

「奉行 on フレッツ」は、主に中堅・中小法人のお客様に対して、OBCの広範な販売パートナー及び、NTT東日本の営業担当者等の販売チャネルを通じ、販売を実施する。さらに、中堅・中小法人向けの共同プロモーションや共同セミナーの開催など、協力して拡販を進める。

※ 三菱UFJリサーチコンサルティング「ITの活用によるアンケート調査」(2007年11月)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識