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2009年05月25日

【知識】フューチャーベンチャーキャピタル 韓国技術投資と業務・資本提携

フューチャーベンチャーキャピタルは、韓国技術投資(以下「KTIC」)と業務・資本提携した。

KTICは、韓国初のベンチャーキャピタルとして1986年に設立され、韓国のプライベートエクイティ投資業界を牽引してきた、韓国KOSDAQ市場に上場する企業。“Others invest in value, but we create value”(価値に投資するのではなく、我々自らが価値を創造する)の経営理念を掲げ、短期的利益にとらわれず長期的視野に立った投資活動に取り組んできた結果、累計500社超の投資先企業のうち約120社が上場を果たしており、多くの成長企業から信頼されるベンチャーキャピタルとしての地位を獲得しています。今後は韓国のみならずアジアを舞台として、ベンチャーキャピタル業務、投資銀行業務を行うNo.1の金融機関を目指し、海外進出の橋頭堡を日本に築こうとしている。

フューチャーベンチャーキャピタルは「企業家の夢の実現を応援する」という創業理念の下、創業間もないアーリーステージのベンチャー企業を中心に、経営者に密着した投資育成活動を行ってまいりました。特に、大都市圏以外の地方にあるベンチャー企業への投資育成を積極的に行っており、地方自治体や地方銀行とタイアップした地域ファンドを計14本運用しております。今後は従来業務を通して培ったノウハウを基に、バイアウトやM&A、企業再生にかかる投資育成業務、及び海外での投資活動を行うことを企図している。

この業務・資本提携は、互いに通ずる経営理念を掲げており、投資に対する考えも共有する両社が、互いの経営基盤を生かした投資育成活動を行うことにより、両社の企業価値を向上させることを目的としている。具体的な提携内容については以下の通り。

業務提携の内容
(1)日本国内における投資事業組合の設立及び出資者募集、並びに企業の投資育成活動を共同で実施する。
(2)KTICが経営に関与する韓国企業の株式をフューチャーベンチャーキャピタルが引き受け、
日本の株式市場への上場やM&A等の協力を行う。
(3)フューチャーベンチャーキャピタルが投資事業組合を設立し、出資者募集を行う際、
KTICが有する国際的ネットワークから出資候補者の紹介を受ける。
(4)KTICより、フューチャーベンチャーキャピタルが非常勤取締役2名の派遣を受け入れる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識