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2009年05月21日

【物流】国交省 関係団体に再発防止を通達

コンテナ輸送での相次ぐ事故を重くみた国土交通省は、運転時の基本動作を徹底するよう全日本トラック協会など関係団体に、事業者への周知を徹底し輸送の安全に万全を期すよう通達した。

5月12日、大阪市北区の阪神高速道路で大型トレーラが左カーブを走行中、積載していた海上コンテナが反対車線に落下し、走行していた乗用車4台が次々と落下した海上コンテナに衝突する事故が発生。翌日13日にも、名古屋市港区の県道で走行中の大型トレーラが横転し、左側を走行していた乗用車が落下した海上コンテナの下敷きになる悲惨な事故が発生した。これらの事故では、トレーラの荷台とコンテナを固定する緊締装置がロックされていなかったことが明らかになっている。

全ト協などへの通達では、@コンテナ輸送を行う際には緊締装置のロックを確実に行うこと、A運転者に対し運行時のトラクタ・トレーラの構造上の特性を指導すること、B運転者に対し最高速度制限やカーブ、坂道などの道路状況に応じた運転時の基本動作の遵守を徹底すること―について取り組みの徹底を求めている。

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投稿者:gotsuat 10:04| 行政関連