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2009年05月11日

【流通】富士通 パソコンの環境負荷を低減するソフトを発売

--- 環境意識を高めるとともに、電源設定の一元管理によりパソコンの消費電力量を約40%削減 ---

富士通は、パソコンの資産管理・情報漏えい対策ソフトウェア「Systemwalker Desktopシリーズ」に、環境負荷低減を支援する機能を追加した「Systemwalker Desktop Patrol V14g」、「Systemwalker Desktop Keeper V14g」販売する。

「Systemwalker Desktop Patrol V14g」は、使用中のパソコンの「消費電力量・電気代・CO2排出量・電源オプションの設定状況」を画面に表示することで、利用者の環境意識を高める。さらに、管理者がパソコンの電源オプションを一括設定することができるため、電源が入ったまま使われていないパソコンを、消費電力の少ない「スタンバイ」や「休止」状態へ自動的に切替わるよう設定が可能。この機能により、電力の浪費を防止し、パソコンの消費電力量を約40%削減する。

また、「Systemwalker Desktop Keeper V14g」では、管理者が各パソコンの「印刷ページ数・印刷用紙代・CO2排出量」を把握できる。印刷量の多いパソコンに対し「警告」または「印刷制限」を行うことで無駄な印刷を抑止し、印刷コストを低減する。

近年、IT機器の消費電力量は増加を続けており、中でもパソコンが占める電力量は、2009年にはIT機器の総電力量の30%を上回ると予測されている。このような中、パソコンの消費電力量を低減することは企業にとって、地球温暖化対策とコスト削減の両面から非常に重要な課題となっている。富士通ではこうした現状を踏まえ、「資産管理」や「情報漏えい対策」といったオフィスのパソコンを取り巻くさまざま課題を解決するソフトウェアとして提供している「Systemwalker Desktopシリーズ」に、「オフィスパソコンの省電力化」や「印刷用紙の削減」を支援する新機能を追加し、「Systemwalker Desktopシリーズ V14g」を開発した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:07| 流通