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2009年05月08日

【流通】富士通 ウィルコムなどと法人向けノートPC紛失・盗難対策ソリューション提供

--- 世界初  電源オフでも遠隔操作でのデータ消去を実現 ---

富士通
富士通研究所、ウィルコムは、法人を対象に、ウィルコムのPHSネットワークを利用した遠隔操作によりノートPCのHDDのデータを消去する新たなセキュリティソリューションを開発した。これにより、万一のPC紛失・盗難においても情報漏えいを高い確率で未然に防ぐことができる。

このソリューションは、3社で共同開発した専用の通信モジュールをノートPCに内蔵することにより、遠隔操作でHDD内にあるデータをすべて消去する。また、ノートPCがPHS通信圏内にあれば、電源がオフの状態でもデータ消去の指示・実行が可能。富士通ではこのソリューションならびに専用の通信モジュールを内蔵したノートPCを2009年度中に提供する予定で、同時に富士通グループ社員の業務用ノートPCとして順次導入する。

PCの紛失・盗難は、企業の情報漏えいの主要な原因の1つとなっており、特にノートPCの社外持ち出しに対するセキュリティ対策は各企業で非常に関心の高い問題となっている。富士通は、今後も安心・安全にモバイル環境を利用できるソリューションを開発し、ノートPCの社外利用による企業の生産性向上と業務の効率化を促進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:13| 流通