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2009年04月22日

【知識】トランスジェニックと果実堂 将来に向けた持続的な事業発展で提携

トランスジェニックは、有機栽培ベビーリーフを主力販売している果実堂に出資し、両社の将来に向けた持続的な事業発展を目的として業務提携を行う。

トランスジェニックは、主に遺伝子破壊マウスに関する情報の使用権許諾、遺伝子改変マウス作製受託を行う遺伝子破壊マウス事業および抗体製品の開発・製造・販売、高親和性抗体の作製技術に関する使用権許諾、抗体・タンパク質関連の受託を行う抗体事業を主業務としており、基盤研究および新薬開発に有用な遺伝情報を提供することや、抗体を用いた診断薬シーズの探索を通じて社会に貢献することを事業目的としている。

果実堂は、食品の機能性分析技術を基盤として、栄養価が高く、予防医学に貢献する食材として注目されているベビーリーフに着目し、これを有機JAS法遵守ならびに厳格な識別番号による徹底的なトレーサビリティを確保して提供することで大手百貨店・大手量販店等から高い評価を受け商品を供給している。

トランスジェニックはこの業務提携により、果実堂の持つ機能性分析技術やトレーサビリティを維持する高い品質管理能力を活用しての事業領域の拡大が可能となり、トランスジェニックの持つDNA・遺伝子解析技術や抗体を用いた診断技術と、果実堂の持つ機能性分析技術のシナジーを追求し、食品の安全性評価と機能性の解析等新たな事業領域の拡大を検討していく。
中・長期的には栄養と遺伝子・疾患の関わりを研究する栄養遺伝学分野及び予防医学分野への参入を目標にする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識