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2009年04月20日

【物流】5両割れ事業者集中監査、6月実施

国交省は、営業用トラック許可基準の最低保有車両数5両を割り込む事業者に対し集中監査を6月中に実施する方針を固めた。

運行管理者の選任が義務付けられない5両未満への減車についてはやむを得ない事情がある場合、事業計画変更認可申請事案等の処理方針で「速やかに所定の基準を満たすこと」を条件に容認されているが、長期にわたり改善しない事業者が後を絶たず、その数は4,000社に上るという。

集中監査に至った経緯として、今年3月に策定した「事業用自動車総合対策プラン2009」内で監査の実施が盛り込まれており、社会保険の加入の有無や運行管理が適正に行われているかを中心に調査する模様である。

違反が判明した事業者に対しては行政処分を実施し改善を求める。さらに、運行管理者の選任義務付けや最低車両数条件自体の見直しも含めた総合的な制度改正にまでつながる可能性もある。

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投稿者:gotsuat 09:52| 行政関連