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2009年04月15日

【知識】国際航業グループ 宮崎県及び都農町と大規模太陽光発電事業に関してパートナーシップ協定締結

国際環境ソリューションズを代表企業とする国際航業グループ4社は、宮崎県と都農町との間で大規模太陽光発電事業(メガソーラー事業)に関するパートナーシップ協定を締結した。

宮崎県は「みやざきソーラーフロンティア構想」の取組みのひとつとして、メガソーラーの誘致を目指し、2008年11月に全国で初めて協力企業の公募を行った。この公募を国際航業グループの新エネルギー事業推進に向けた絶好の機会と捉え、国際環境ソリューションズを代表企業とする国際航業グループ4社による提案を行い、2009年2月に二次審査を通過していた。この協定により、国際航業グループは宮崎県児湯郡都農町にてメガソーラー事業の推進を目指し、宮崎県及び都農町はメガソーラー事業のアピール、施設を活かした地域振興・エネルギー教育等の推進及び地域住民に対する情報提供に関する協力等の取組みを実施する。

この事業は宮崎県児湯郡都農町の旧リニア宮崎実験線ガイドウェイ(高架)上に太陽光パネルを縦列に配置して1メガワットの発電を行う計画で、これは送電線を利用する発電事業としては電力会社以外が運営する国内初のメガソーラー発電所となる。設置予定場所の旧リニア宮崎実験線は、鉄道技術分野において世界でも画期的な技術を世に送り出した我が国の誇るべき施設であり、その施設を太陽光発電所として活用することで、日本の技術風土が温暖化防止という新たなテーマに向けて引き継がれていくという「現代から次代への連携」を象徴することができるとしている。この事業により発電する電気は電力系統を通じて売電する予定で、その環境価値はRPS法上の新エネルギー等電気相当量として日本の電力供給における新エネルギー導入義務量に供することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識