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2009年04月10日

【流通】富士通 化学物質安全情報管理システムを販売開始

富士通は、化学品製造業向けに、化学物質の安全情報の管理および規制物質調査などの法規制に対応するための化学物質安全情報管理システム「McConcierge(エムシーコンシェルジュ)」を開発し、販売を開始した。このシステムは、化学品の製品情報とそれを構成する化学物質を一元管理し、必要な文書の自動作成や成分レベルの検索が可能。これにより文書作成や検索にかかる業務を大幅に効率化するとともに、グリーン調達の調査回答などの業務支援を行う。

環境への取り組みが企業の重要な課題になっている。化学品製造業では国連勧告により必要な文書作成が法制化されるなど、製品の安全性が重視されている。必要文書の作成には専門的な知識と製品情報を構成するすべての化学物質や関連する国内法令、規制などの幅広い情報が必要であり、情報収集と文書作成には多くの時間と労力が必要。このような課題に対し、本システムは、自動的に必要文書の作成を可能にし、業務時間を大幅に短縮する。また、含有物質検索機能を搭載することで、国や自治体、取引先企業からの問い合わせに対し、すばやく正確な情報提供が可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:49| 流通