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2009年04月06日

【物流】「東海道物流新幹線」実現への期待

日本物流団体連合会は、モーダルシフト推進策として「東海道物流新幹線構想」を国家戦略に位置づけるよう求めた。

同構想は、建設中の第二東名・第二名神高速道路の中央分離帯などを活用して東京〜大阪間の約600kmにわたり物流専用鉄軌道を開設するというもの。実現すればトラック貨物量が約20万トン/日シフトされることとなる。これは3大都市圏間で1日に輸送される貨物量の75%にあたる。また、年間300万トンのCO2削減にもつながるという。

経済効果も期待されており、建設総費用は約1兆7700億円と試算されているが、実現すれば30年間でその倍にあたる3兆6000億円を回収できる。

同構想は政府サイドも興味を示しており、とりわけ与党内において注目を浴び始め、今後の追加経済対策の1つとして浮上する可能性もある。

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投稿者:gotsuat 09:32| 行政関連