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2009年03月13日

【環境】経産省 カーボンフットプリント制度に運輸部門の導入を検討

経済産業省はカーボンフットプリント制度の目的・背景とCO2排出量の算定・表示方法等の基本ルールを示した「カーボンフットプリント制度の在り方(指針)」及び「商品種別算定基準(PCR)策定基準」を公表した。

同制度は、商品やサービスのライフサイクル全般で排出される温室効果ガスの量をCO2量に換算し、マークを使って分かりやすく表示する仕組みであ る。平成21年度より、商品分野では非耐久消費財(日用品など)から市場への試行導入を予定しており、サービス分野においては運輸・民生業務部門の導入が 検討されている。

運輸部門は、消費者からの商品選択の機会が頻繁にある宅配便輸送や公共交通機関が対象となる見込み。CO2排出量の算定方法は、輸送距離×積載率×トラックの積載量で、商品の輸送量1kg・q当たりのCO2排出原単位とされている。

同制度によって、事業者はライフサイクル内のどの段階で温室効果ガス削減量が高いのかを把握でき、消費者は環境負荷低減に向けた正しい情報の入手が可能となり、地球温暖化防止に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:07| その他の取組内容 【取り組み内容別】