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2009年03月09日

【知識】WindowsとLinuxの混在環境を仮想化で統合するソリューションの提供で協業

大塚商会サイオステクノロジーノベルマイクロソフトは、中堅企業向けにWindows(R)とLinuxの混在環境を仮想化で統合するソリューション「OS統合ソリューション(仮名)」の提供で協業する。これにより、WindowsとLinux双方を利用する企業のITシステムにおいて、仮想化によるハードウェア、サーバーOS統合をサポートも含め提供し、導入運用コストの約3割削減を目指します。本ソリューションは、マイクロソフトの仮想化テクノロジHyper−V(TM)と、仮想化ゲストOSとしてSUSE Linux Enterprise Serverを利用しており、大塚商会が導入前の事前コンサルティングから構築、サポートまで対応し、サイオス、ノベル、マイクロソフトが技術支援を行う。


経済環境が急速に変化する中で、少ないコストで従来以上の効率化を図るため、仮想化技術によるハードウェアや運用管理コストの削減、電力消費の抑制などが求められている。また、中堅企業以上のシステムでは、WebサーバーやメールサーバーなどでLinuxを利用するケースもあり、サーバーOSの混在環境の統合管理についても課題となっていた。


そこで4社は協力して、Hyper−VとHyper−V仮想化ゲストOSとしてのSUSE Linux Enterprise Serverの正式サポートとパフォーマンスの最適化を行い、Microsoft(R) System Centerファミリー製品による混在仮想化環境の一括管理などを可能にした。これにより、WebやメールサーバーにLinuxを使い、基幹業務システムでWindowsを使うといった混在環境においても効率よく管理することができる。また、大塚商会は「SUSE Linux Enterprise Server運用支援サービス」などにより、サーバーOS混在環境でも確実なサポートを提供する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:17| 知識