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2009年02月25日

【流通】デジタルシネマの上映をWebでサポートするシステム

--- IMAGICAが「CLAVIS」を開発 ---

IMAGICAは、デジタルシネマの上映をウェブ上でサポートする国内初のシステム「CLAVIS(クラヴィス)」を開発、2009年3月より運用を開始する。

「CLAVIS」は、日本におけるデジタルシネマの配給・興行業務の効率化、および上映の信頼性向上を目的としてIMAGICAが開発したウェブベースのオンライン管理システムで、配給・興行会社間における情報共有の仕組みを作り出し、デジタルシネマの配給・興行業務の簡素化・効率化を実現できる。

現在、デジタルシネマ作品の上映にあたっては、劇場各スクリーンへの機材導入状況や上映機材・ソフトウェアの最新情報などを配給・興行会社間で上映の度に個別確認が必要で、その過程に多くの時間が費やされている。近年のデジタルシネマ設備の普及と上映コンテンツの増加に伴い、配給・興行会社の負担は今後ますます大きくなることが予想されている。

「CLAVIS」を用いることで、配給会社は自社のデジタル上映作品の情報を登録し、全国の劇場に導入されているデジタルシネマ上映機材の最新情報を閲覧しながら、上映劇場のブッキング等を効率的に行うことができ、興行会社は自社の劇場に導入している上映機材のスペック等をオンラインで管理することができる上に、クリーンブッキングや上映機材の変更時にも、オンラインならではのスピーディーな対応が可能になる。

システムネットワークは高い信頼性を持つセキュリティ技術で保護され、利用者は各々のアカウントごとに公開・閲覧情報を管理した上で利用できる。また、海外からも利用できるように、全てのページについて英語表記に対応している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:36| 流通