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2002年11月08日

【物流】ヤマト運輸、メール便オートメーション化でサービスレベルの向上

ヤマト運輸は30億円を投じ、現在は首都圏のみで稼働している自動仕分け機を、首都圏以外の拠点にも新たに設置し、全国的なメール便体制の強化を行うとしている。

これは来春の日本郵政公社発足を睨んでのことで、既存のメール便サービス(企業のチラシ、カタログ、書類などを配送するサービス)を強化すると発表した。

サービスの開始は2003年3月で、オートメーション化の促進により、現行の(メール便)原則翌々日到着から翌日到着にサービスレベルを向上。

また、現行最低重量が300グラムだったものを、それ以下の重量区分を設けることにより、事実上の値下げも行う。

これらは来年4月に発足する日本郵政公社に対抗するもので、ダイレクトメール配送などのサービス重複が想定されるため、先行でメール便サービスをさらに拡充することにより、顧客の囲い込みを画策している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:11| 物流事業者