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2003年06月09日

【物流】改正下請法について、全ト協野間理事長参考人出席

今月6日に開かれた、衆議院経済産業委員会で下請法(下請代金支払遅延等防止法)改正について、全日本トラック協会の野間理事長が参考人として出席した。

業界の実態などについて、「運賃は荷主と元請けの間で決まる。元請けと下請けを監視する下請法では根本的な解決にはならない」と発言し、「下請けの運賃は荷主と元請けの関係が大きく影響するが、下請法はそこに及ばない」と指摘した。
優越的地位の乱用を禁じた独占禁止法を例に挙げ、「荷主の運賃買い叩きであっても適用
されない。荷主と直接、運賃交渉する元請けの契約適正化や関係是正がなされなければ
改善にならない」と主張した。

これに対し、自民党、民主党、など各委員から、「中小が共同で交渉できるようにしなければならない」「買い叩きで過労や過積載、手抜きが行われないように、公正取引委員会にしっかり気持ちを伝えるべき」などの意見があった。

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投稿者:gotsuat 11:29| 行政関連