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2003年06月30日

【物流】複合輸送などの国際標準化案、ISOに提出へ

経済産業省は今月19日、産業競争力強化の一環として進める「標準化のための研究」
について、そのテーマと研究開発の委託先を決めた。

その中で、物流関連では、「国際複合一貫輸送における貨物の位置情報、無線ICタグ・
リライト複合媒体タグ」などがテーマとして選ばれた。

貨物位置情報に関する国際標準として、緯度・経度からのトラッキング及びトレーシング
ビジネスモデルの提案を視野に入れ、データキャリアへの格納を前提とした電子データ交換
(EDI)メッセージの標準案を策定する。
野村総合研究所・データベース振興センターに委託)

一方で、無線ICタグ(ICチップにより記憶データの容量は大きいが目視不可能)の国際標準化とEDIとの連動も視野に入れ、ICチップとリライトラベル(目視で情報の読み取りが可能)を一体化した物流事業向けの新規タグについて標準案を策定する。
理化学研究所に委託)

研究開発期間は3年とし、国際標準案を策定した上で、国際標準化機関(ISO)に提出するとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:53| 行政関連