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2003年07月30日

【物流】全国初の「リライトカード・ゲートシステム」導入 −博多港CT−

博多港コンテナターミナル(CT)の管理運営業務を行う「博多港ふ頭」(福岡市の第3セクター)と港湾6社は、9月のアイランドシティの新CT開業を前に、既存の香椎CTで、8月4日から全国初の「リライトカード・ゲートシステム」を導入する。

現状では、トレーラがターミナルに入場する際、予め荷主または海貨業者が作成した引取り、搬入のための種類をドライバーが持参し、その都度ターミナル側でコンピュータ入力しているため、1台に3〜4分を要し、また入力情報の不備による確認作業などでゲートまえに受付待ちのトレーラの列が発生することがあった。

新ゲートシステムの導入により、

1.福岡市と博多港ふ頭が開発した「HiTS Ver.2」を活用し、港湾業者・荷主または海貨  業者・陸運業者間で、貨物受渡しに必要な情報を、インターネットを利用して事前に電子  データ化し、ターミナルゲートでの受付時間を短縮。

2.データの共有によりペーパーレス化など各社業務のシステム化促進

3.貨物管理のセキュリティが大幅に強化

がなされる。

トレーラー全車(約1500台)を完全登録制にして、リライトカード式のIDカード(身分証明書)を発行し、ターミナル内での移動の指示を行うとともにコンテナ受渡しの際の認証が行われる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:30| IT関連