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2003年08月20日

【物流】コンテナの安全確認 −ITを使用して把握−

国土交通省は6日、日本の港に出入りするコンテナが途中で開けられ、危険物を入れられていないかの把握を、電子タグや電子シールなどのITを使用した実証実験を2004年度から始める方針を固めた。

米同時テロを機に、国外からの爆発物持ち込みなどを防ぐ物流の安全対策を米国が求めているのに対応した。

コンテナの動きを把握することにより、ブラックリストの荷主のコンテナを追跡して水際で検査できる。
封印後に開けられたコンテナは再度、安全を確認するまで通関させないなどの措置が可能になる。


○実証実験○
■電子タグに内蔵したICチップにコンテナ内の製品情報などを記録
■物流事業者の集配センターや輸出入港のCTなどに設置したゲートを通過すると、
     自動的にチップ内の情報を読み取り集中管理
■電子シールはコンテナの封印に使い、開封されると記録が残る仕組み


港などにゲートを設けて一定期間、システムを運用し、効果を確認するとともに問題点を洗い出す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:43| 行政関連