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2003年09月22日

【物流】セミトレ積載の緩和案、バラ積み44tに引き上げ−国土交通省−

国土交通省は、セミトレーラーなどの積載条件(車両総重量)見直し案を発表した。分割可能貨物(バラ積み)の積載量が増加することで物流の効率化を図る。特殊車両通行許可制度の見直しでは、バラ積み貨物を運搬する特殊車両の許可限度重量を、分割不可能物を運ぶ場合と同様に、徐行などの条件をつけて、連結車両総重量44tを上限に引き上げる。

高速道の走行は連結車両総重量44tを上限に、フル積載国際海上コンテナ積載車両と同様に許可する。道路運送車両の保安基準は、セミトレーラーなどの車両総重量が最大28tとなっているのを改正。一定の条件でバラ積み貨物を運搬する場合、使用者からの申請を地方運輸局長が個別に審査した上、36tを上限に車両総重量を指定して基準緩和認定を行う。

今年10月1日をめどに制度改正を行う。

国交省は見直し案について、9月24日まで意見募集している。送り先は以下の方法で。

▽FAX=道路局道路交通管理課 03(5253)1617
または自動車交通局技術安全部技術企画課 03(5253)1639
▽郵送=〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
交通管理課または技術企画課のパブリックコメント担当
▽電子メール=交通管理課(ROB_DKK@mlit.go.jp)
技術企画課(TPB_GAB_GKK@mlit.go.jp)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:04| 行政関連