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2003年10月07日

【物流】オレンジカーゴ、小型機で小口貨物輸送

国内向け航空貨物輸送のベンチャー企業であるオレンジカーゴは、1日、早朝に羽田空港から長崎、鹿児島に向かう2路線の定期便の営業を開始した。1日の早朝便にはビジネス文書や精密機器を積載。トラック輸送なら20時間〜30時間要するのが3時間程度に縮まる。

同社は、積載量2,500sの中古のプロペラ機を4機所有。旅客機が発着しない早朝・深夜に運行しユーザーの要望に応える配送を目指す。

今後の展開として、生鮮魚介類や電子部品の空輸で売り上げ増加を図り、年内には宮崎や大分への路線を拡大する方針。トラック輸送では時間を要する離島への定期便も就航する考えを示した。更に、2005年2月開港の中部国際空港への乗り入れをにらみ、態勢を拡大する。

大型機での小口貨物輸送は現在も行われているが、今回のサービスは、小型機で小口貨物輸送を主に都市を結ぶ。これまでにない業態の航空会社が順調に運営できるか、運輸、航空業界の関心が集まっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:52| 物流事業者