<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年10月29日

【物流】全国通運、31フィートコンテナ輸送開始

全国通運が、日本石油輸送から31フィートサイズのコンテナをリースして、従来よりも大型のコンテナによる貨物輸送を東京〜大阪間、東京〜福岡間でスタートする。

同社には、12フィートコンテナや20フィートコンテナを製作、運用してきた実績がある。今回リースしたコンテナはウィングタイプで、10tトラックと同程度の積載量を確保しており、国土交通省に対しても、二酸化炭素削減の実証実験事業として申請している。

全国通運矢山社長は、「私有コンテナを使っていると、いつの間にか初期投資の資本コストを忘れ、運用移行率が悪くなる。液体品専用コンテナなどの場合は、運賃単価が高く、鉄道の競争力も強いので私有のメリットがあるが、ドライカーゴの場合はリース方式にして往復輸送を心がけないとトラックに勝てない」という。

※日本石油輸送では、ウィングタイプの30フィート級のリースコンテナは初めて製作。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:58| 物流事業者