<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2004年02月10日

【物流】中部地整、渋滞緩和への実証実験を提言

中部地方整備局(中部地整)は2004年度中に伊勢湾岸自動車道の愛知県豊田市〜三重県四日市市の通行料金を一定期間引き下げる実証実験を実施すると発表した。

国土交通省が2003年度から公募制で有料道路の料金引き下げ効果を調査する実証実験を始めており、2004年度には国の負担割合を2分の1から3分の2に引き上げる事で効果を探っている。

中部地方では国道23号線沿いにおいて大気汚染を巡り公害訴訟が起こっており、環境改善が課題となっている。そのため並走している伊勢湾岸自動車道の通行料金を引き下げる事で、国道23号線の渋滞がどの程度緩和されるのかまた、通行料金を引き下げる事による伊勢湾岸自動車の利用がどの程度増えたかを調査するのが狙い。

今後、中部地方整備局は日本道路公団や愛知県や名古屋市と協議し、対象区間を決定する予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:40| 行政関連