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2004年02月17日

【物流】「道路交通法改正試案」に対する意見募集結果―――警察庁

今月5日、警察庁は「道路交通法改正試案」に対する意見募集の結果を発表した。
(※実施期間:2003年12月27日〜2004年1月23日まで)

しかしながら、全日本トラック協会や日本路線協会等が要望していた普通免許の車両総重量6トンへの引き上げ等に関しては何も記されていない。
運転対策における結果の内訳は次の通り。

「試案に賛成」・・・600件(55.1%)
「条件付で試案に賛成」・・・333件(30.6%)
「試案に反対」・・・103件(10.4%)
「その他」・・・43件(3.9%)

内容に関しては、賛成・反対の立場から両論を併記。

【賛成】
■「大型車両は事故を起こした場合の被害が甚大なので、対策を講ずるべきであり、
区分化により運転者に強い自覚を促す意味においても良い」
■「自動車運転免許の区分を三種類とすることは事故防止に効果がある」

【反対】
■「免許制度の改正がトラック事故の防止につながるかどうか不透明」

これら両論の立場を受けて、自動車運転免許の見直しは、「それぞれに見合った免許試験、運転者教育を行なうことを検討しているものであり、これらの対策を講ずることにより、運転技能および知識の抑制効果を上げることができる」としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:38| 行政関連