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2004年02月25日

【物流】医薬品物流におけるEDI実証実験の結果を発表

物流EDI推進検討グループ(医薬品物流研究会)は、医薬品物流のEDI実証実験の結果を発表した。

実験内容であるが、メーカーから卸業者間への出荷物流において、物流EDI標準「JTRN」と医薬品業界標準荷札「Mラベル」の効果を検証するのが目的。
結果、運送事業者からは、各種業務(例:送り状作成業務等)の効率の向上が確認されたが、バーコードスキャンを実施する乗務員の作業負担の増加が課題として挙げられた。

第一段階で、商流EDIから独立した物流EDIサーバーを想定し、メーカー及び卸業者間の物流センターに限定して実施。Mラベルを用い、出荷、貨物追跡、荷受け情報をEDIで共有し、業務の改善効果を探っていく。将来的には、返品回収物流の他、生産から医療機関までのネットワークの拡大を目指す。

又、バーコード化された梱包管理番号で個々の荷物が管理できる為、作業及び輸送品質が高まり、トレーサビリティー要請にも応えられる。
 
 
■実証実験参加荷主企業
藤沢薬品工業
エーザイ
塩野義製薬
三菱ウェルファーマ
アズウェル
スズケン

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:40| 荷主企業