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2004年05月07日

【物流】開発事業者公募―港湾情報プラットホーム―

先月27日、港湾物流情報プラットホーム仕様策定検討会の成果を国土交通省が発表した。
港湾物流IT化推進委員会は、主要十港の港湾管理者と国土交通省港湾局で構成されており、共有基盤として港湾物流情報プラットホームの構築に、個別に海貨・通関事業者・トラック事業者・ターミナル事業者などが手掛けている港湾物流の効率化・情報化を促進するため取り組んできた。
ゲート前のトラック渋滞などの問題が国際コンテナターミナルでは深刻化しており、3者間での情報交換の円滑化が港湾物流の効率化を図るための緊急課題となっているため、港湾物流IT化推進委員会は3月に港湾物流情報プラットホーム仕様策定検討会を新設、システムの基本要件と基本仕様について検討を始めた。3回の会合を先月21日までに実施。外貿コンテナの搬出入にかかる、3者間で行われている輸入での「空コンテナ搬入」「実入りコンテナ搬出」、輸出での「実入りコンテナ搬出」「空コンテナ搬出」といった情報の共有化・交換が可能なシステムを先行的に整備するため、基本要件とシステム仕様を決めた。
JCL−net(日本コンテナ物流情報ネットワーク)として3者間の物流情報プラットホームは今秋から稼動させる予定で、開発事業者を港湾空間高度化環境研究センタ―で公募する。
応募者の事前登録を今月6日までに受付、説明会を7日に開催、事業者を28日に決定する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:09| 行政関連