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2004年06月01日

【物流】6省庁による「安全かつ効率的な国際物流の実現」に関する調整会議

先月25日、金融庁財務省厚生労働省農林水産省経済産業省の各省庁から課長クラスが出席し、国土交通省の政策調整官が議長を務めた「安全かつ効率的な国際物流の実現」に関する調整会議の初会合が開かれ、今年度中に物流効率化と安全性強化を両立させる具体策を取りまとめることで合意した。
今月中に関連団体首脳による検討委員会を発足させ、年度内に施策パッケージを策定し、来年度に見直しが予定されている次期総合物流施策大網に反映させる。
米同時多発テロ以降、アジアや欧州連合(EU)を含め物流のセキュリティー強化が求められているが、安全性の追求により物流の効率化が阻害されることを懸念されるため、国際海上コンテナ貨物を中心に(1)セキュリティー強化(2)手続きの簡素化(3)港湾諸手続きのワンストップサービスの実現に、次期物流施策大網が目指す、コストを含め国際的に競争力のある物流市場の構築に向け取り組む。
リードタイムの短縮や手続きの簡素化による効率化では電子タグなどIT(情報技術)活用がカギを握るため、委員会の下に企画調整部会とIT部会を設置する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:57| 行政関連