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2004年06月09日

【物流】主要21港の貨物流動調査結果発表

今月3日、陸上輸送から船積みされる搬入貨物と、港湾で荷下ろしされ後背地に運ばれる搬出貨物の流動調査結果を国土交通省が発表した。
青森から神奈川にかけての主要21港を対象に、2003年10月の1ヶ月間実施。貨物の数量や種類、仕向け地または仕出し地、輸送機関などを調査し、5年前の調査と比較するのが狙い。
貨物量は全体で4,960万トン(前回比7.7%増)、そのうち搬入が1,464万トン(19.8%増)、搬出が3,496万トン(3.3%増)。比率は、トップが外貿搬出50.9%、続いて内貿搬入20.3%、内貿搬出19.6%、外貿搬入9.2%となった。
大洗(茨城)は、内貿だけだが16.3倍と前回に比べて最も増加が著しかった。又、外貿では仙台塩釜(宮城)が4.4倍、木更津(千葉)が4.3倍と伸びている。全体でみると、内貿が21.1%減、外貿が42.0%増となっている。
又、貨物の輸送先、発送元は搬入、搬出ともに工場が圧倒的に多い結果となった。

  

後背地に輸送される搬出貨物:
  1. 原油
  2. LNG(液化天然ガス)
  3. 鉄鉱石
  4. 石油製品
  5. 石炭
船積みされる搬入貨物:
  1. 石油製品
  2. 鋼材
  3. 重油
  4. 完成自動車

(多い順)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:06| 行政関連