<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2004年06月22日

【物流】JR貨物、19ヶ月ぶりの減送

日本貨物鉄道は、15日に平成16年5月度の貨物輸送動向を発表した。これによると、主力のコンテナ貨物は前年同月に比べて1.9%減の1,629千トンとなり、19ヶ月ぶりの減送となった。

【品目別前年対比】

◆自動車部品↑20.0%増の36千トン
◆積合せ貨物(郵便含む)↑9.3%増の20万トン
◆食料工業品(タバコ)↓8.1%減の25万トン※工場の再編
◆紙パルプ↓19.2%減の43千トン※工場の出荷日数の影響
◆セメント↓53.5%減の52千トン
◆車扱貨物(石油)↑7.6%増の648千トン※原油価格の高騰

この結果、コンテナ、車扱貨物を合わせた輸送量全体では2.9%減の2,644千トンとなった。JR貨物によると、ゴールデンウィークに休日が重なり、大型連休となったことが響いたとしている。
しかし、大型連休の休日の並びが同じだった5年前との比較では、コンテナ貨物の輸送量は5.7%増となっている。JR貨物は連勝は18ヶ月で止まったが、モーダルシフトの機運もあって、全体的にみれば順調に推移していると判断しており、今後についても、積極的な営業展開に努めるとともに、輸送品質の一層の向上で増送傾向を定着させたいとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:36| 物流事業者