<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年11月28日

【物流】トラックの構造改善実証実験開始

「トラック燃費対策構造改善事業」の申請が各地方運輸局で受け付けられている。
これは、総額64億円を投じて軽油高騰に苦しむトラック運送業を支援するもので、10月に決まった平成20年度の補正予算に盛り込まれている。
この内、保有車両20台以下の事業者を対象に、国費35億円、全ト協の協調補助17億5,000万円を投じて「中小トラック構造改善実証実験事業」が実施される。(1社につき100万円を限度に、実験事業の2分の1を補助する)
省エネ機器の導入、配送経路の見直し、共同輸配送の実施、省エネ運転の実施、低燃費車両の導入が考えられ、補助金対象経費としては、実験期間中の低燃費車両のリース料金、講習会への参加費用、省エネ機器の導入費用、期間中の燃料費、研修会の開催費用などが挙げられる。申請受付は今月25日に締め切られており、国交省の審査を経た後、計画書が認定された事業者順にスタート。12月15日〜来年2月15日までの2ヶ月間行われる。
この他にも、第二種利用運送事業者や、大手事業者を含むトラック事業者などを補助対象とした「荷主等とのパートナーシップによる構造改善実証実験事業」があり、来年1月7日まで受け付けが行われた後、約2ヶ月の期限で実験事業がスタートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:21| 行政関連