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2008年11月20日

【物流】JR貨物 10月分コンテナ実績

JR貨物がまとめた10月分の輸送実績によると、主力のコンテナ輸送は213万トン(前年同月比1.3%減)、車扱は86万7,000トン(同21.5%減)であった。
10月は、名古屋臨海高速鉄道名古屋駅構内において発生した旅客列車脱線事故により、高速貨18本、専貨6本が運休した。
品目別に見ると、コンテナ貨物は、農産品・青果物など北海道地区の野菜類が引き続き強勢な出荷となり、前年を上回った。一方、化学工業品は自動車産業をはじめとした、国内需要の低迷により減送となった。また、パルプ・紙は、消費低迷による減産体制の拡大や一部メーカーの工場閉鎖により大きく減送となった。このため、コンテナ貨物全体としては1.3%減となった。
また、車扱貨物は全ての品目において前年を下回った。特に石油は、価格変更を見越した買い控えや、消費の後退による影響により、全体としては前年比2割以上の減送となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:11| 物流事業者