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2008年11月19日

【物流】JR貨物 現在位置情報把握機能の開始

JR貨物は、従来の列車位置検知システムの機能をリニューアルし、列車の現在位置情報把握機能の使用を開始する。
これまでに、GPS衛星を利用した列車位置の情報提供を行っていたが、区間が一部に限られる他、30分に1度の更新と頻度が低かったため、事故や災害が発生した時に貨物列車の正確な位置を把握することが困難であった。しかし、今回、機能がリニューアルされたことで、2分に1度というリアルタイムに近い水準で列車位置の把握が可能となり、通運事業者などからコンテナの現在位置の問い合わせに対し、すばやく答える体制が整った。また、貨物列車の遅れ時分も正確に表示できるなど、サービスレベルはトラック並となった。
東海道線で12月よりサービスが開始され、2008年度末までにはほぼ100%に近い線区で利用できるようになる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:19| 物流事業者