2008年11月17日
【知識】ＳＭＫなど、来年１０月めどに共同持株会社を設立し経営統合に基本合意
ＳＭＫと山一電機は、両社取締役会決議において、平成２１年１０月１日（予定）を期して、株式移転により共同持株会社を設立する方式により経営統合を進めていくことを決議し、同日基本合意書を締結した。
昨今の両社を取り巻く電子部品事業の経営環境は、中期的には拡大が見込まれるものの、原油価格の乱高下や金属をはじめとする原材料費の激変、継続的な設備投資の必要性、競争の激化に伴う販売価格の下落、及び世界的な金融不安の拡大等に伴う急激な為替の変動等、依然厳しく、かつ先行きが不透明な状況が継続しており、両社は、かかる経営環境に対する共通認識のもと、両社共に継続的な発展を遂げていくために、両社が持つ技術力や販売チャネル等の経営資源を十分に活用し、最大限のシナジーを享受するためには、一つのグループとなることが最適であるとの認識に至り、株式移転により共同持株会社を設立し経営統合を行うことにつき基本的な合意に達し、今後経営統合の条件について協議を進めていくこととした。
これによりＳＭＫと山一電機はそれぞれ上場廃止となり、株式移転により設立する共同持株会社が上場申請する予定である。
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投稿者：gotsuat 10:13| 知識
