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1999年11月17日

【流通】時間制輸送の導入へ トランコム(株)

トランコム(株)は、来春から「時間制輸送」を導入し、顧客ニーズに合わせ時間帯を細分化し、トラックを時間割で運用することで積載効率を向上、低価格化を計る。又、全国の同業者と提携、もしくはFC制を採用。全国ネットワークの構築も目指す。

や: 運賃の収受ってさぁ
いろんな方法があるよね

あ: 例えば貸切運賃や距離制が多いですよね

や: その他今回紹介した時間制、そして通過額、
でも今後新しい運賃の収受方法がこれから登場するよ!

あ: 例えばどんなものですか?

や: 逆時間指定とか

あ: 逆時間指定?
なんですかそれは?

や: この時間だったら何円とか
指定時間以内に荷卸しまで終了すれば何%OFFとかね!
あと、タクシーみたいな方法も考えられるじゃんか

あ: なるほどねぇ
収受方法も提供するサービスに合わせて
考えるべきなんですよね

や: そして、その中からスタンダードが生まれると思うよ

あ: でも、時間制って難しいですよね
例えば近距離輸送だったら
走行している時間よりも
積込・荷卸し時間の方が
多くかかってしまいますもんね

や: そうだよね
後、無駄な部分っていえば
待機時間もあるよね
Americaではさぁ
基本的にドライバーは荷物に触らないんだよね

あ: えっ そうなんですか
つまり積込・荷卸しをしないという事ですよね

や: だから輸送のコストと
作業のコストがはっきり区別しやすいんだよ
日本の場合はそこんとこ曖昧じゃんか
荷卸しにしても、ただ卸すだけじゃなく
指定場所・ラックまでの搬入もあったりするし

あ: そうですよね
物流業者が収受する金額には
作業が含まれているケースが多いですよね

や: 空車率が下がるとコストは下がるよね
物流業者としては
限られた時間の中で
いかにたくさんの荷物を運ぶかにかかってるよね

あ: そういった意味でも
単なる貸切り運賃や距離制だけでなく
細かい分析も必要になりますよね

や: もちろんそうなるね
ただ、さっきも言ったように
そうした数字の把握が難しいんだよ
例えば10t車を3回使用して 30tとか
8時間あたり Xt といったような
算出方法ができればいいんじゃないかな

あ: 今後、物流業者によるABC分析のような指標も
必要になってきますよね

や: そして、物流のシステム化が
促進されてきてるから
車輌の運用が計画的にできるようになってきてるよね

あ: 計画的になればなるほど
車輌の運用も効率よくできますよね

や: 更に!GIS・ITSの活用で
例えば特定地域の平均速度が把握できるんだよ

あ: へぇ─!
なんか、ただモノを運ぶだけの運送屋って感じがしませんね

や: そう!
モノを運ぶという意味がかわるんだよ
物流業は情報産業なんだよ!

あ: 情報産業ですか!

や: さっ 急がなきゃ
そのAってかんじ

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投稿者:gotsuat 14:21| 流通