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1999年12月06日

【流通】特売商品選択可能 コープこうべ

生協最大手のコープこうべは、特売商品を組合員が選べる新しい制度を導入した。組合員の代表が特売希望商品として選んだ中から200〜300品目を選び、1ヵ月間10〜30%引きで販売する。

や: こういう仕組みが広がれば
プロシュマーが登場するね

あ: プロシュマーですか?

や: そう、コンシュマーからプロシュマーへ ――
一言で言えば「賢い消費者」って事!
プロシュマーっていう言葉を
はじめて聞いたのは3年ほど前、
「複雑系の知」の著者、田坂広志氏が
「プロシュマーの時代」っていっていたよ

あ: プロシュマーの時代になると
どうなるんでしょうね

や: 消費者の意見・要望が
ダイレクトに入るようになれば
企業の商品開発に影響するね

あ: 今まではどちらかといえば
メーカー主導型だったといえますもんね

や: 生協さんは、組合員に対し
生活形態づくりを提供してるよね
顧客の囲い込みによるDB化で
情報の活用という面からいえば
生協が今のところ強いんじゃないかな

あ: でも、小売業でもPOSを使ったり
独自のカード発行などで
顧客の囲い込み・売れ筋商品の把握をしてますが

や: んー
POS情報は確かに収集してるけど
活用になると
今は発展途上の時期だと思うよ

あ: 今回は特売商品の選定という事ですが

や: 特売っていうのは
独自の流通システムがはたらく
つまり、メーカー・卸・小売りの間で
まとまった量の商流・物流が発生する

あ: そうですね
あと、チラシやテレビCMのタイミングも
からんできますよね

や: 今回紹介した事例では
200〜300の商品を選択するんだけど
どうやって選んでいくか
注目だよね
そしてそれが強力なノウハウになるよ!

あ: そのノウハウを活用していけば
新しい流通の形がでてくるかもしれませんね

や: 新しい流通のプラットフォームの登場だよ
例えば「売り切り」のプラットフォームなんかが出てくれば
無駄な流通コストがかかんない

あ: そうえすね
受注生産に近いですよね

や: これは理想なのかもしんないね
その為に企業は
POSの導入やSCMの構築とか
いろんな取り組みをしてるじゃんか
でも、さっきも言った通り
まだまだ発展途上なんだよね

あ: でもこれからどんどん発展はしていくでしょうね

や: そういう意味でも
今回の生協さんの取り組みは
注目!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:31| 流通