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1999年12月08日

【流通】3PLには事業連携が有効 運輸政策審議会

運輸政策審議会総合部会が開いた物流小委員会で、物流業が目指す方向性として、3PL(サードパーティーロジスティクス)を挙げ、中小企業が多い物流業の現状において、同業種間・異業種間の事業連携が有効としている

や: 物流業界は中小企業が多いと聞くよね

あ: こうした構造を踏まえて
方向性を見出すのは
いい事だと思います

や: でも、前提としてさぁ
物流システムは
いろんな流通システムの中の一つなんだよね
それを忘れちゃぁいけないよ

あ: それは昨日も話した通りだと思います
でも、中小企業同士の事業連携で
顧客にとって本当にマッチした
物流システムの提案が出来るんでしょうか?

や: 3PLの定義があいまいだし
わかんないよ
それよりも
今の物流業に求められるのは
知的な部分だと思うよ

あ: 知的な部分って?

や: 顧客のBP(ビジネスプロセス)
例えば生産・販売に対して
知識が少ないよね

あ: それは仕方ないと思います
お客さんの方が本業ですから

や: でも、逆にお客さんは今、
物流についてものすごく研究してんじゃん
それに対して物流業界は
研究できてない = 知識が少ないんじゃない?

あ: そうした知識がないと
3PLとして顧客に対応できませんね

や: そうだと思う
情報収集・発信、そして分析といった事が
出来てこないと
3PLとして顧客に対応できないはず

あ: でも、今後3PLって
どう定義されていくんでしょうね

や: 自然にできてくるはずだよ
きっと、

あ: 定義づけよりも
お客さんに対して
最高のサービスをする事が
重要ですからね

や: オーッ!
たまには
いいこと言うじゃん!

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投稿者:gotsuat 14:30| 流通