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2008年11月07日

【流通】ミズノ、環境配慮素材をランニングシューズに採用

——環境に優しく再生も可能な資源"ヒマシ油から製造——

ミズノでは、"環境に優しく再生も可能な資源"であるヒマシ油からできた「新素材ペバックス・アールニュー」を、11月10日以降全世界で発売する高機能ランニングシューズ4機種に採用していく(日本国内発売は3機種)。
この新素材は熱可塑性エラストマー(高分子化合物)で、フランスの化学会社「アルケマ社」が開発しした。アルケマ社はこの素材の開発で、フランス経済産業省から「ポティエ賞」(環境に優しい素材や耐久性の高い素材の開発に対して贈られる賞)を受賞している。
この新素材を採用するのは、スポーツシューズでは同社が初めてで、大部分のミズノシューズに搭載しているクッション性と安定性を両立させた「ミズノウエーブ」という独自の構造部分(波型のプレート)の70%以上に使用していく。
「ミズノウエーブ」は他社製品と差別化するミズノシューズの基幹機能で、それに使用する素材は厳選している。今回開発された「新素材ペバックス・アールニュー」は、同社が要求する機能性を十分に備えており、さらに常に環境を意識したものづくりを進めている同社の方針と合致したことから、採用を決めたものである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:56| 流通