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2008年10月27日

【知識】東芝、フランス原子力発電所向け発電機補修工事を受注

東芝は、グループ会社であるウェスチングハウス社と共同で、フランス国内に58基の原子力発電所を有する世界最大級の電力会社であるフランス電力公社(以下、EDF)と、同国内の加圧水型(PWR)原子力発電所の発電機補修工事に関する長期メンテナンス契約を締結した。契約期間は10年間で、工事の対象となるプラント数は10基以上、契約金額は総額1億ユーロ以上になる。
来春から同社京浜事業所で機器製作を開始し、2010年から年間最大3〜4プラントのペースで順次、据え付けを実施していく。
今回のフランスでの初受注は、同社の発電機設備の豊富な納入実績と技術・品質の高さと共に、ウェスチングハウス社が現地の機器据付工事を担当することにより、東芝グループが設計・製造から現地据付までを一貫して対応できることが客先に高く評価された結果である。この受注を契機とし、同社は、EDFとの長期的な視野での協力関係を築き、今後予想される原子力発電に関わる機器更新等の積極的な受注活動を展開していく。
今後も、同社とウェスチングハウス社は、原子力事業拡大に向けて、更なる技術力・品質を向上させると同時に、原子力発電プラントの新規建設から保全・サービスを含めた総合的なソリューションを広く国内外の電力会社へ提供することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:25| 知識