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2008年10月20日

【知識】資生堂、サトウキビ由来ポリエチレンの共同開発契約締結に向けて合意

資生堂は、16日化粧品容器の廃棄・焼却時のCO2排出を抑制することを目的に、南米最大の化学メーカーBraskem S.A.(以下ブラスケン)と豊田通商と、2011年までにブラスケンが世界で初めて商業生産を開始する。サトウキビ由来ポリエチレンの化粧品容器への活用に向けて、3社間で共同開発契約を結ぶことに合意した。
これにより、2011年から、資生堂はサトウキビ由来のポリエチレンを使った化粧品のボトルやチューブ容器に積極的に切り替えを始め、廃棄・焼却時に大気中のCO2濃度を増加させない取り組みを強化する。加えて、ブラジルのサトウキビは世界でも有数の生産量を誇る非穀物由来のバイオ資源であり、将来にわたって安定的に供給しうる持続可能性や潜在供給力に優れていることから、長期的視野で化粧品の原材料として広く活用方法を検討するなど、トータルで地球環境にやさしい商品を開発していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:40| 知識