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2001年07月25日

【流通】何のためのSCM?

――百貨店とアパレル業界 共同でSCM――

あ: 「ま:」さん
しばらく見ない間に
真っ黒に日焼けして・・・

ま: 今年のテーマは
「ま:」にちなんで「松崎し○る」!です
休みを利用して 
ちょっと海に行ってきたんですよ!
いや ――― っ
気分爽快でした!

あ: 頭の中 空っぽになったんじゃない?

ま: そうですね!
今は何も入ってません!

あ: ??????
「知識の在庫」はないのか・・・?

ま: スルー型なんで効率いいんです!

あ: 。。。。。。。。。。。馬鹿!

 
『百貨店とアパレル業界 共同でSCM』

日本百貨店協会と日本アパレル産業協会が、共同で商品の納入や仕入れにかかわる取引のガイドラインとモデル契約書を作成し、取引条件を透明化して両業界が進めるSCMにおいて双方にメリットをもたらす新しい取引関係への移行を目指す。
新しいモデル契約書は、百貨店からの発注に対してアパレル企業が守るべき納入率や仕入れ量のどれだけを定価で販売するかという消化率に関する取引条件を明記する。
新しい契約関係による取引が実現すれば、「売れる分だけ素早く仕入れる」というSCMの基本を実現できるとしている。

 

ま: SCMへの切り札! スルー型!

あ: それが唯一の答えじゃないよ!
いろんな角度から見て
必要なコストと無駄なコストを見極めないとね!

ま: いろんな角度から。。。?

あ: 今回は異業種間での取引き慣行上で存在していた
互いのリスクヘッジ部分について
業界全体としての視点として
無駄な部分を解決していこうとしている・・・

ま: 日本の商慣行については
最近では外資系小売業の進出など
徐々に変化が求められているようですけど・・・

あ: 特にアパレル業界については
SSMによる優位性を発揮して
好業績を残している企業もある中
SSMに対してSCMとしての取組みが
消費者にとってどんなインパクトを与えるのか?
SCM的なアパレル流通による
メリットって何なのか?
SSM と SCM
消費者の手元に商品が届くまでのプロセスによって
与えられる価値も変わってくる

ま: つまり一つの企業によって
チェーンを作り上げるSSMに対抗して
異業種 他企業参加型SCMによって
どんな価値を高める事ができるのか?ですね
小売専業者・・・ メーカー専業者として・・・・

あ: 各機能毎にプレーヤーが特化した流通構造として
価値を消費者に流通させるべきだと思う
その為の一つの取組みとして
SCMがあると思うし
その実行の為に立ちふさがる壁を打ち破るべく
空の上から全体を見渡すように
第三者的な存在も必要になる場合があるんじゃないかな?

ま: 第三者的。。。ですか?
わかりましたよ!
それってプロデューサーっぽい存在ですね?

あ: SCMによって何が達成されるのか?
消費者に対する価値
市場競争力
環境問題。。。
企業間の取引きにおける考え方
つまり販売側と購入側という分け方じゃなく
一つの価値を作り上げる流通パートナーとしての
共通目標達成チェーンって考えが
必要になってくるんじゃないかな

ま: 同じ目標達成の為に
協力し合える取引きが理想ですね!
私も買物をする時に
価値交換としての考え方を意識するようになりました
互いに立場としては平等なんですよ!

あ: そして今後はグローバルな取引きっていうのが
当たり前のようになってくると思う
グローバルな展開はもはや大企業だけの「世界」ではなく
internetの普及や規制緩和によって
「世界」が日本にやってくる

ま: 業種、企業規模にはあまり左右されないでしょう
実感を持ってこの事を理解して
対応準備できているか?
チェックしないとね!

あ: 特にアパレル業界って 
その特性から
他業界が参考にできる部分が多いと言われているし
今後、この動向に注目しておくべきだよ

ま: QR、SPA。。。
様々な手法が生まれています
うまくアナライズして
取り込める部分は自分の業界に活かしたいですね!

あ: ちゃんと記憶しておいてよ!
スルー型じゃだめなんだから!

ま: 記憶しました
「愛のメモリー」に・・・

あ: それって。。。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:02| 流通