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2001年07月27日

【流通】グローバル消費者

――100円ショップ 輸出!?――

あ: いやー 暑い日が続くよね

ま: ホント!
これだけ暑いと。。。
外へ出る気もしなくなりますよね
消費活動にもいろんな面で影響があるようです
エアコンや飲料などはこの夏は歓迎ムード?

あ: 暑さを歓迎する人
歓迎できない人・・・いろいろだね

ま: 夏休みに入って
涼しい所へ旅行に行かれる人も
私の周りに結構いますよ!

あ: 国内だけじゃなく海外にも
子供の頃から連れて行くのが増えてるようだね
我々の子供の頃なんて
海外旅行はまだまだ馴染みが薄かった・・・

ま: 今じゃぁ・・・
子供の方がグローバルになったりして。。。

あ: でもそれは、決して悪くはないと思う・・・
 

 
『100円ショップ 輸出!?』
 
100円ショップ最大手の大創産業は、アジア市場に進出する方針を発表した。
8月上旬にも台湾の桃園市に50台湾ドル(約175円)均一ショップをオープン、続いて年内に韓国とシンガポールにも進出する。海外にも販路を広げることで大量仕入れ・販売機能も強化する。
韓国には今秋、1,000ウォン(約100円)均一ショップを展開する地元企業に出資する形で進出。
また、シンガポールでは、地元企業と共同で、年内をめどに百数十円均一の商品を扱う大型店をオープンする方針だ。 
 

 
ま: え〜っ!
あの100円均一が海外へ!
でも当地で日本円での100円均一って訳にはいきませんね
やはり現地の通過で
しかも支払いに区切りが良い単位でないと・・・
1コインとか・・・

あ: 台湾の通貨はニュータイワンドルで
種類は50NT$,10NT$,5NT$,1NT$の
4種類があるそうな。。。
今回はその中でも50NT$均一!

ま: それって。。。
日本円に換算すると
約175円くらいですね
(2001年7月25日)
日本の100円均一と比べると割高かな・・・?

あ: 価格自体の価値が受け入れられるかどうかは
商品ラインナップにもよると思うけど
それより店中どの商品もすべて同じ価格での
販売形式自体が受け入れられるかどうか?だろうね
日本ではすっかりお馴染みでしょ
今じゃ100円 300円 1,000円均一があるようだし。。。

ま: 各国の消費者にとっても
新しい買物スタイルとして
定着するかもしれませんよ!

あ: 外国為替の変動リスクも考えて
これから1米ドルショップとか
1ユーロショップとか。。。
当地で使われている通貨以外を単位とした
大型均一ショップが世界各国で展開されるかも・・・?

ま: そう言えば日本でも1ドルショップもありますよ!
でも。。。果たして得したのか・・・?
分かりませんでした・・・

あ: 外為法の改正で
日本でも米ドルが使えるようになって。。。

ま: 。。。。。。

あ: かつて日本もGMSをはじめ
海外から様々な手法を取りいれることにより
消費パターンに大きな影響を受けてきた
そして大型均一ショップが
海外へと展開・・・
流通システム自体
すでにグローバル化してきている
1ドルショップでの買物なんかでも
消費者が為替動向を考えたり
或いは海外と国内の価格比較による
価値判断をしはじめるかも・・・

ま: 日本で7,000円する商品が
米国での価格を換算すると5,000円だったり。。。
今でも改めて価値判断する事ってありますよね   

あ: 消費者もグローバル化してるんだよ
流通システム自体も
海外からのノウハウや企業自体の参入によって
変化が見え始めている中
消費という行為自体におけるグローバル化が
ある部分において進んでいくかもしれない

ま: ?????

あ: 日本では牛丼が200円台になったり
デフレによる影響っていわれてるけど
そうした流通システムを実現するノウハウが
グローバル化する事で
消費者をグローバル消費者へと
進化させていくんじゃないかな?
商品知識、為替変動に対する購入のタイミング。。。
「損」をしない為の工夫が
よりグローバルな視点によるものになっていくよ

ま: 主婦の間でも買物する前に為替レートを気にして
購入するタイミングを見計らったり。。。
ちょっと想像しにくいですけど。。。
でもそんな時代も不思議じゃない?   

あ: 国際的な調達先を意識した主婦・・・
調達コスト削減は主婦に聞け・・・?

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投稿者:gotsuat 14:55| 流通