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2008年09月26日

【環境】温暖化に対する港湾政策の中間報告案

国土交通省は交通政策審議会港湾分科会の防災・保全部会の会合にて、「地球温暖化に起因する気候変化に対する港湾政策のあり方」の中間報告案をまとめた。

港湾政策の基本方向として、「気候変動やそれに伴う気温・海面の上昇などによる影響の軽減を目指した適応策」と「CO2の排出削減に向けた緩和策」と大きく2つに分けられる。

「CO2の排出削減に向けた緩和策」においては、環境負荷の低い物流システムの構築や、トラック輸送距離の短縮を促進するほか、モーダルシフトの促進などが挙げられている。

モー ダルシフト促進では、積み替えによるタイムロスなど阻害する要因解決に向けて、効率的な積み替え方法を検討していく。他には、内陸部の貨物輸送におけるコ ンテナの空荷輸送削減も施策とされており、複数の事業者が共同利用できるインランドデポの整備や利用の促進、横持ち輸送の転換として、空コンテナの内航海 運への転換を進める。

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投稿者:gotsuat 10:15| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】