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2008年09月22日

【流通】日産自、環境負荷を半減する塗装技術を開発

——塗装工場からの環境負荷を半減する塗装技術を開発——

日産自動車は18日、塗装工場からの環境負荷(CO2及び VOC)を半減する塗装技術 を新たに開発したと発表した。この新技術は従来比2倍の高速塗装を実現するもので*2、世界最小規模での自動車塗装を可能とし、これにより環境負荷を従来 比最大で50%削減可能としている。

同技術は塗り幅と塗布量を自由に変化させながら部位に応じて自在に塗り分ける技術で、メタリック塗装においては困難とされてきた、「塗り方を変えても色は一定にする」という課題をミクロンレベルの塗料微粒子コントロール技 術によって解決するものである。これにより塗料をムダにせず広面積を一度に塗る事が可能となり、塗装装置を半数に減らす事が可能となった。

同社は、2008年7月1日に環境省より認定を受けた「エコ・ファースト企業」として、今後この新技術を中期環境行動計画 「ニッサン・グリーンプログラム2010」の実行方策として同社のグローバル生産拠点に順次採用して行く予定である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:55| 流通