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2002年06月14日

【流通】コミュニケーションもホンモノ!

――人気飲食店の店名を冠した商品が続々――

あ: さぁ! お昼ご飯だ! 何食べよ?

ま: お昼ご飯だって。。。
これだけ待たせておいて!!
もう12時過ぎてますから
どこもお客さんで一杯ですよ

でも今日は行列に並んででも
あそこのカレーって決めてるんです!

あ: そんな 並ばなくても
CVSの お菓子で味わえるんだよ

ま: ????

『人気飲食店の店名を冠した商品が続々』

人気飲食店の店名を冠したスナック菓子やレトルト商品が、コンビニエンスストアで続々登場している。レインズインターナショナルは、菓子メーカーの山芳製菓とタイアップし、焼き肉店「牛角」の味を再現したスナック菓子「山芳 ポテトチップス 牛角塩ダレカルビ味」「山芳 ポテトチップス 牛角 タレカルビ味」も、発売した。また、サンクスアンドアソシエイツは、首都圏で展開するカレー専門店「バルチックカレー」の味を再現したレトルトカレー「バルチックカレー」(398円)を全国の店舗で発売した。

ま: 飲食店ブランドの活用方法の一つですね?
消費者にとっても
商品に対するイメージが具体的になりやすそう!

あ―――、、、 あそこのカレーかぁ。。。なんて

あ: その逆も見込めるしね
先にCVSで菓子や食品を食べてみて
実際の店舗に行ってみようってなったり

そう言えばコーヒーでも
有名コーヒーチェーンブランドの商品をCVSでみかける
いつもお世話になってるし。。。

ま: あとはやはり! ラーメンでしょ
ご当地の味がCVSで買える時代ですよ

あ: 味に対する安心感だとか情報が既にインプットされてるから
選択しやすいんだよね
逆にあそこの店の味ってどんなの?って興味も持って。。。

ま: 飲食店としてのブランド活用って
今後も進んでいくんでしょうか。。。
もしかしたらレトルト食品のほとんどが
どこかの店の味を味わえるようになったりして。。。

あ: 。。。。。。。。。

ブランドとして店の名前を利用するって言うのは
ホンモノを追求した取組みではないので駄目でしょ
やはりホンモノを感じさせることが重要!!

レトルト食品の場合でも
そのあたりの技術開発・研究にかなり力を注いでそう・・・

世の中 これだけブランドに対する意識が高まっている中で
もはや名前だけのブランドって
価値として認められにくいんだよ

その根拠と理解してもらえる情報発信が重要です!!!

ま: なぜ? あのブランドのポロシャツが登場してるの?
っていうのではちょっと厳しいんですね

あ: なぜこのポロシャツが良いのか―――?
消費者がその本質を求める時代になってくるって事!

そして本質を価値あるモノとして理解してもらったり
満足してもらったりする為の情報発信=コミュニケーションが
ますます重要って事!!

ま: そのコミュニケーションも
ホンモノ!って事なんですね
売り上げ重視のコマーシャル機能優先って訳じゃなくね

あ: ふむふむ。。。

消費者が商品を手にする時
完成したカタチとして触れるんだけど
その過程―――過程、製法、職人、販売方法etc・・・に関する
情報発信とその根拠を共感してもらえるか?なんだよ

ま: 特に最近 そういう情報の公開が
必要とされ始めています。。。いろんな意味で
幼稚園でも習いますが「嘘」はいけないんですね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:47| 流通