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【流通】関連づけ商品リンケージ手法が益々重要

――マクドナルドがハンバーガーを値下げ――

ま：　さぁ　お昼ですよ
何食べましょっか？？？

あ：　ごめん。。。　ちょっと今日は遠慮しとくよ

ま：　あれ？　どうしたんですか
体の具合でも悪いんですか？（珍しく）

あ：　ま、まぁ　そんなとこ。。。かな
悪いけど一人で行ってきて

ま：　わかりました
とか　なんとか言っちゃって・・・
実は愛妻弁当なんでしょ！？

あ：　それは・・・ない
当分　お昼は食べない事にするよ

ま：　当分？　また　どうして？

あ：　８月までは我慢するのさ！

ま：　８月まで・・・　まだまだ先じゃないですか

ま：　待ってましたよ！　こうなる時を

みなさんはどう感じたのでしょうか・・・

　　　心情的に　一度半額を経験していましたから
何となく疎遠になっちゃってたかもしれませんね

それにしても驚きなのは
前回の半額セールよりも　価格が下がってるって事！
消費者にとってはありがたい話ですが
でもこれで利益が生まれるんですかね

あ：　マージンミックスという手法でしょ

ま：　マージンミックス？
なんでしたっけ　それ

あ：　複数商品をセット販売することで
結果としてより大きな利益を創出する方法でしょ

ま：　あぁ　あぁ・・・　思い出しましたよ
例えば、牛丼チェーン店での「たまご」も同じですね
あと小売店の特売商品と定番商品もね

僕なんて特売商品しか買わない時もありますけど・・・
これって利益貢献度の低い客ですよね、僕、、、

あ：　まぁでも、みんな必要な商品を他にも
いろいろ買う事が多いからね
マクドナルドも同じじゃないの？

ま：　ハンバーガー単品だけ買う事って
そんなにありませんね

あ：　ハンバーガー屋なのに
ハンバーガーだけが売れてもそんなに利益が創出されないなんて
考えてみればおかしな話だね
無線ＬＡＮの環境の整備も進めているし・・・

ま：　マック　トーキョーへの切り替えとか・・・

あ：　企業の主力商品が
価格競争の中、利益を圧迫する商品にも成りうるんだね
実はポテトが重要な役割を果たしているのかもしれない
名脇役　　助演男優賞！

ま：　マクドナルドと言えばハンバーガー、そしてポテトですね！

あ：　他品種を扱う販売事業において
組み合わせる事によって何か違う価値が生まなければ
マージンミックスも難しい
下手すりゃぁ「ま：」さんみたいな消費者ばかりになっちゃうって事

ま：　つまり企業にとってみれば「おいしいところだけ」を
持って行かれるような・・・

あ：　セットメニューで食事　＋　無線ＬＡＮを利用して・・・
従来のファーストフード店としての機能を既に越えた存在になってる
違った価値ってこういう事なのかもしれない

ま：　でも、それじゃぁ
単品毎の利益管理って意味がなくなってきそうですね
セットメニューでいくら？って事ですから

あ：　だからこそ！大切になってくるんじゃないの！
逆にそれができているからこそ
今回のような　「値下げ」に踏み切れるんだと思う

主力商品や目玉商品と
関連づけ商品リンケージ手法が益々重要になってきそう・・・
リンク貼り、お気に入りフォルダの整理
ニュースサイトの関連記事コーナーのように

　　　安い商品を購入したい時に
サイト上でいろんな情報が収集できるようになっていて
比較・検討の情報収集が容易になった時代だから
リンケージ商品の選択方法が
販売側の差別化を図る重要な要素となってきそう

それが単にパソコン取扱店だから
プリンターやデジカメをセットにする以外にも
デザイン家具とのセットとか・・・

ま：　あぁ　それいいですね
パソコンを通じて部屋のインテリア空間の提案ですね

あ：　そう！　そういう違ったかたちにね！

ま：　もしかしたら
スマイルも１０円とか表記されるかも？？？
単品では１０円でもセットなら含まれるとか
フレンドリーな応対に急変心！

あ：　。。。。。。。。

ま：　じゃぁ　お昼ご飯行って来まーす！
金欠の「あ：」さん

あ：　ばれてたか・・・