2008年09月09日
【物流】国交省 6月「国土交通月例経済」
国交省が今年度6月分の「国土交通月例経済」を発表した。それによると、5月実績のトラック輸送のうち、従来の32社中7社が合併し、特積トラック大手26社合計の輸送量が2ヶ月ぶりのマイナスで前年同月比1.7%減となった。1,100社を対象に調査された一般トラックは8ヶ月連続してプラスとなり、同1.7%増となった。又、宅配貨物は4ヶ月連続で前年同月を上回り、11.1％増となった。
JR貨物は、4ヶ月続きで前年同月を下回り、6月の速報値で車扱が13.3%減であった。その他、コンテナについては3ヶ月ぶりの減少で1.6%減となり、輸送量の合計も2ヶ月続けてマイナスとなり5.4%減になった。航空貨物輸送については、6月の速報値で国内線が8.3%増、国際線が1.5%増と増加基調にある。内航海運については、4月実績で貨物船輸送が13ヶ月ぶりのプラスで1.1%増、油送船による輸送量も9月ぶりのプラスとなり4.9%増であった。金額ベースで見た貿易統計での輸出入貨物は、海上輸出貨物が55ヶ月ぶりの減少で0.1%減、航空輸出貨物も4ヶ月続けてのマイナスで6.2%減となった。しかしながら、輸入では海上輸入貨物が9ヶ月続けての増加で21.4%増、航空輸入貨物も4ヶ月ぶりの増加で1.7%増となった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 10:13| 行政関連
