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2008年08月20日

【流通】OKIデータ、省エネ対策でCO2排出量を削減

——新温度管理システム導入などで消費電力を14%削減——

プリンティングソリューションのOKIデータは、タイの生産拠点であるODMTの空調設備の省エネ対策を実施し、年間消費電力の14%にあたる1,388Mwhと583トンのCO2削減に成功した。2007年度に実施した本対策への投資額は360 万バーツ(1,200万円)で、2006年度と比較して年間416万バーツ(1,373万円)の電気料金削減に成功した。

ODMTでは2006年度に9,679Mwhの電力を使用しており、CO2換算で4,065トンにもあたる。中でも一年を通して高温のタイでは冷房が不可欠で、作業効率を落とさずに使用電力を削減するために、より効率的な空調温度管理システムの導入が必要だった。

残り半数の空調設備への新空調コントロールシステム導入や、工場内の温度センサーを増設して更にこまかな温度管理をおこなうなど、低CO2生産技術の開発・導入と日常の業務改善活動によるエネルギー低減を行い、07年度比で使用電力12%とCO2の15%削減を目標にさらなる環境負荷低減をすすめる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:50| 流通