<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年08月18日

【物流】海上貨物追跡タグシステム実証実験開始


国交省は、米国国土安全保障省(DHS)で開発が進められている海上貨物追跡タグシステム(MATTS)の実証実験を、日米間の海上コンテナ輸送で開始したと発表した。

MATTSは、DHSの総合的な貨物安全戦略として開発中の地球規模の通信・追跡を遠隔操作で可能にするデバイス。サプライチェーン上の多数のポイントから、無線LAN、衛星通信網、携帯通信網など複数の通信プロトコルを用いてコンテナの位置や状況をリアルタイムで送信できる。

今回の実験は、MATTS通信機器を取り付けたコンテナを日本国内の工場から米国の工場まで輸送しサプライチェーン上での貨物ロケーションを追跡する。実施場所は、日産自動車本牧専用ふ頭?横浜港APLターミナル?米ロサンゼルス港APLターミナル?北米日産デカード工場など3か所。7月26日から順次実験を開始し、年末頃の終了を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:21| 行政関連