<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年07月24日

【環境】JR貨物、PCB廃棄物の輸送開始

JR貨物は、PCB(ポリ塩化ビフェニル)の廃棄物輸送を開始した。

PCBは、平成13年に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」が施行され、平成28年7月までに無害化処理をすることが義務付けられている。それに伴い、平成16年には、政府の全額出資で、「日本環境安全事業株式会社(JESCO)」が設立され、全国5事業所(北九州・大阪・豊田・東京・北海道)で高濃度PCB廃棄物処理が進められている。

今年5月から処理を開始した北海道事業所では、7月から受け入れを始めた北海道以外からの輸送をPCB廃棄物用に製作した12フィートコンテナを利用している。郡山貨物ターミナル〜東室蘭でスタートとし、今後北関東、北陸などへ対象を拡げる。平成28年までに約5000個のコンテナ(12フィートコンテナ換算)を輸送する計画である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:32| 廃棄物処理、3R活動 【取り組み内容別】