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2008年07月22日

【物流】JR貨物 PCB廃棄物輸送開始

JR貨物は、PCB(ポリ塩化ビフェニル)の廃棄物輸送を開始した。輸送区間は、郡山貨物ターミナル〜東室蘭で、PBC廃棄物用の特殊な12フィートコンテナを利用する。PBCは、2001年に「PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」が施行し、2016年7月までに無害化処理されることになっている。2004年には政府の全額出資で「日本環境安全事業(JESCO)」が設立され、現在全国5事業所(北海道、東京、大阪、豊田、北九州)で高濃度PCB廃棄物の処理が進められている。北海道事業所(室蘭)は今年5月から処理を開始し、7月からは北海道以外の東北地区などからの受入れに当たっている。この道外からの受入れ部分の輸送をJR貨物が静脈物流事業として請負い、年末までに専用コンテナを10個まで増やす。2016年までに約5000個のコンテナを輸送する計画。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:40| 物流事業者