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2003年04月18日

【流通】ソフトウェアの消費、利用の定義化

――1ライセンス当り30円で違法コピー防止――


   
1ライセンス当り30円で違法コピー防止
  
マイクロフォーサムはソフトウェア違法コピー防止システムコピーガードシステム30」(1ライセンス当り30円)、「コピーガードシステム10」(ゲーム用)の2品種を新たに発売する。
ソフトウェアの違法コピー、又購入者以外がシリアル番号を入力することによる成りすましの
被害が拡大している中、ソフトウェア開発者の権利を守るシステムとして、従来の「100円カードシステム」から、更にコストダウンを図り、新たな品種を発売する。
特徴としてはシリアルNo.のほかに、ライセンスNo.を新設した。
これにはシリアルNo・ユーザー情報・設定情報の3要素を、S-COP Protectorで構築した暗号技術で、”成りすまし”を不可能にした。 
◇登録にサーバーを使用し、自動化と経費の節減を図った。 
◇サーバーは海外からのアクセスにも対応ができ、市場規模を飛躍的に拡大できる。 
◇お試し期間を自由に設定でき、期間終了直後に購入画面の挿入も可能である。 
◇今後、急伸が期待されるオンラインシステムには最適である。 
◇ソフトメーカーの版権に絡むソース提出を不要にした。

 
ま: ソフトウェアのコピー
   或いは他人が購入したソフトウェアを
   ちょっと拝借して
   シリアル番号を入力して利用しちゃう・・・
   こういうケースもまだまだ少ないとは言えないようですね

あ: 想定される被害総額も
   「兆」単位とも言われているらしいからね・・・
   これは大変な額だよ

ま: マイクロソフトでも
   早くから対策に乗り出してます。。。
   一つのソフトウェアに対して
   複数台のパソコンでの利用ができないように。。。

あ: 1ユーザー・1PC・1ソフトのモラルを確立する為にも
   紹介したようなガードシステム
   しかも低コストで利用できるものが
   必要とされてくるんだね

ま: なるほど
   利用する側のモラル向上
   そして開発者の権利を守るという意味で
   重要になってくるんですね

あ: 音楽ソフトの利用、楽しみ方についても
   アーティストとしての権利と
   利用する側の楽しみ方
   それぞれ変革期なのかもしれない
   パソコンの利用方法、環境も随分と変わってきてるでしょ

ま: 無線ネットワーキング
   モバイル化・・・etc
   一人が数台の情報端末を利用する場合も少なくありません
   パソコンだけでも・・・数台利用している人もいます

あ: 一人1台という定義から
   どこでも同じ環境で利用できる
   どこでも同じパフォーマンスを得られる!という
   ソフトウェアの提供スタイルとして
   ASPという方法もあるんだけど
   ソフトウェアとしての商品的価値
   そして価値交換、流通形態も
   今後も変わってくるんじゃないかな?
   より利用環境の実体に近いカタチでね

ま: つまりパソコン毎のライセンスから
   新しい発想が必要っていう事でしょうか?

あ: パソコン毎のライセンスがどうって事じゃなく
   どう定義していくか?だろうね
   ソフトウェアを利用するという価値を・・・
   CDやDVDといったパッケージング
   あるいはASPなど
   商品として利用者までに至る流通形態が異なるからね・・・
   利用回数毎、、、成果型の料金支払い、、、時間制、、、
   或いは制限する方法を更に高度にする・・・
   例えばシリアルナンバーによる規制の域を超え
   指紋認証だとか・・・
   最近じゃぁキーボードの入力特性によって   
   個人を判別できるみたいだし・・・

   並行して利用者の利用価値認識
   パッケージングという目に見えるカタチでの流通と
   新しい価値交換手法を広めて理解してもらわないとね・・・

ま: 開発側の権利を守る
   そして同時に利用者にとっても分かりやすいカタチですね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:55| 流通